一度書いたメモのことはわすれたい

わたしは一度書いたメモのことはわすれたいです。 必要なときがきたら検索で探せばいいのですから。

しかし今のメモアプリはわすれることができません。 エディタを開くと、夢の記録から作品の感想、創作のメモ、書きたい記事、開発のメモ、研究のメモまで、色んなジャンルのノート(あるいはノートブックの名前)が一覧表示されてしまいます。わたしはこれが苦手です。 例えば、メモアプリを開くたびに、 支離滅裂な夢のストーリー、それに対する考えを見る(あるいは思い出す)ことになり、 初見ではおもしろいと思った作品の粗探しをすることになり、 解決済みでわすれるべき課題が幾度も目に入る(いつまでも残っている警告の貼り紙は不快)ことになり、 創作の設定や筋書きほか、Not Safe for Publicなメモ内容、また個人情報などをスクリーンショットや画面共有、覗き見で晒すリスクもあります。

業務ならば大抵の場合、作業目的(タスク)がはっきりしているので、必要な情報にすぐアクセスできた方がよいのですが、 日常的なメモの場合は、ノートブックやノートの一覧が表示されると、 このような形で心理的に不安全です(Not Safe for Home/Work/Cafe)。

P.S

かなり個人的な会話を人に聞かれることに抵抗がない、というのを観測してもいます。 カフェで個人的な会話を大きな声でするのに近いです。 歳月を重ねることで恥が積み重なっていって、気にしなくなるときが来るのかな。 きっと10年前も同じことを言っていたと思うので、10年後も同じことを言っているのだろうと思うけれど..