さくらのVPS 10周年記念キャンペーン 第2弾 スタートアップスクリプトを自作して公開してみませんか! キャンペーン

GitHub Self Hosted RunnerをさくらのVPS上に構築するスタートアップスクリプトを投稿しました。

さくらインターネットさんのさくらのVPSは2010年9月にサービス開始し、2020年9月で10周年だそうで、 記念キャンペーンをやっています(応募したのは第2弾ですが、第3弾もやっていました)。

Twitterでこの10周年記念キャンペーンを見かけて、 ニンテンドープリペイドカードが当たる、ということで さくらのVPSの費用回収をするために Switchのゲームを買うために応募してみました(応募者が少なかったらしく当選した)。

(このステッカーほしい)

スタートアップスクリプトは、新しい空っぽのVPSを契約した(単に契約済みの空っぽのVPSでも可)ときに初期設定をするためのシェルスクリプトです(初回起動時に自動実行してくれる)。環境変数みたいなものも注入することができます(スクリプトごとのプリセットに加えて、実行時に上書きもできる)。

本当は完全にSSHを使わなくていいように、自動アップデートやデータバックアップ、異常時のメール/Slack送信(おそらく異常時はバックアップからデータを復帰させてコンテナみたいにゼロベースで作り直すのがいい、と思うのだが、それならはじめからコンテナオーケストレーションサービスという選択肢があるのか..?)みたいなところまでスタートアップスクリプトに組み込めるとよいのですが、なかなかむずかしいので今回はそこまでやっていません。

さくらのVPSのスタートアップスクリプトには、公式が配布しているものに加えて、おそらくほとんど中の人なんじゃないかと思うがユーザ間での共有機能があります。 ゲームサーバ(7 Days to Die、ARK、Minecraft、Factorio、Terrariaなど)やアプリケーションサーバ(Mastodon、GitLab Foss、Nextcloud、Mattermostなど)、SoftEther VPNなんかの有名どころはそろっているように思います。

余計なアプリケーションも立ちませんし、うまくすれば完全にGUIで操作できるので、ゲーム配信者(サーバエンジニア系でなくて、事務所にも所属してない)なんかにも有用なんじゃないかな(参加型配信とか、IP公開しなくてよくなるので)と思います(国内サーバだし)。 GUI化というのはVPSのコンソールだけでなくて、Basic認証 over HTTPSとか付けてゲームサーバ制御用のWebアプリを添付してもおもしろいかもしれません(固定のサブドメインはもらえるので)。

サーバを借りるときにつらいところはメモリが少ないこと、ストレージが少ないことだと思っています(ラックサーバ構築したことないのでそれとの比較は知らないけど)が、単アプリケーションの動作なら大丈夫な気がします。 ストレージが少ないといっても、画像・動画サーバみたいな使い方をしなければ大丈夫な容量はある気がします(最安で25GB、次点で50GB)。 それはAWS S3でやったほうがいいんでしょうね。

問題は年7000-円と費用が小さくはないことですかね。 配信を含む業務に関連した目的で、個人事業主なら経費にはなると思いますが(税金)。 競合にAWS Lightsailがありますが、費用はLightsailの方が安い気がします(料金体系がよくわかってないですが。サーバ起動自体は定額でも、通信量で追加課金とかされるんでしょうか? それこそS3があるので、アプリケーションサーバの場合ちゃんと組んでいて、小-中規模ならそんなに通信しないとは思いますが)。 趣味用途の人は「お客様満足度調査」に回答するとQUOカードの抽選があったりするのでそのへんで回収を..。