メモアプリについて

メモ書きにはSimplenoteとJoplin、Atomを主に使っています。

WYSIWYGの選択肢もありますが、基本的にはMarkdownが好きです。 Sphinxを使う関係でreStructuredTextを書いたりもしましたが、Markdownの方がずっと書いているので慣れています。 しかしMarkdownは方言が多く、込み入った機能を使おうとすると安定しないのが難点です。 ここに記事を書くにあたって脚注を使ってみようとしたのですが、 Simplenoteでは表示できず、 AtomのMarkdown Preview Plusでは手動で機能を有効化する必要があるようです。 Joplinもデフォルト有効のオプションみたいでしたが、ツールによって安定しないのは使いづらいです。

SimplenoteはAndroid、iOS、Linux、MacOS、Windowsすべてから、ブラウザと認証情報さえあればすぐにアクセスできて、モバイルアプリもあるのが強みなように思います。 また、テキストオンリーということで動作の高速化を図っているらしいです。 ただし、Simplenoteに大量のメモを保存したことはない(200件程度)ので実際に大量に保存した場合(1000件以上)の動作は不明です。 Simplenoteは、必要なときにメモをとって、必要なくなったら削除する or 念のために残しておく、くらいの使い方が向いている気がします。

Joplinは、EvernoteライクなOSSです。 メモファイルはDropbox、OneDrive、S3ほかを使って同期できます。 テキストオンリーならばそれほど容量を消費しないという仮定に立てば、Dropboxライトユーザーなわたしには同期先としてDropboxがいい気がしています。 同期時は差分データをすべてダウンロードしてくるため、同期に時間がかかるのが難点です。 また、プロキシ非対応なのが不便です。 透過プロキシを使うことで強制的にHTTPプロキシを通過させることはできますが、便利とはいいがたいです。

Atomはメインのテキストエディタですが、Electronベースなので若干起動が遅いです。 コードやドキュメントを書くのに使い慣れているので、メモ書きにも使います。 ファイルの保存先選定に困るので、たいてい保存するときは他のアプリに移動しますが..

Notionも少し使いましたが、前記事の理由で使い続けるのはむずかしいです。 Confluenceは使い方がわかっていません(個人で使うには機能が多すぎるかも)。 Growiはそれなりによさそうなのですが、非公開利用には自前でホストする必要があったり、RAM消費が大きかったり、UI的に使い込めていない部分があります。 esa.ioは気になっていますが、Crowi/Growiベースに見えるので日常メモに向いているか不安があります。